カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 死を越えて生きる

    2025年5月11日 ネヘミヤ2:1~18、ヨハネによる福音書11:17~27 関 伸子牧師  人生を考えるとき、わたしたちが避けて通れない最大の課題が死であると思います。この国では「死んだらおしまい」と言われて育つ人が多いのではないでしょうか。しかし、そのような人生観では決して承諾できない人々もいます。ヨハネによる福音書第11章は、そういう人々に語りかけ、訴えかける箇所です。  事の起こりは、イエスの友人ラザロの死でした。主イエスはベタニアに到着されまし[…続きを読む]

    しるしより確かなこと

    2025年5月4日 列王記上417:17~24、マタイによる福音書12:38~45 関 伸子_牧師    「先生、しるしを見せてください」。ユダヤ人は、しるし、すばらしい出来事、目をみはるような神の子としての証拠を求めます。救い主メシアが到来するときには、天にも地にも、驚くべきしるしがあると信じていたからです。パウロは、「ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探します」(コリント一1:22)と言いました。もしある地上の根拠で信じているなら、それは信仰と[…続きを読む]

    だいじょうぶ!

    2025年4月27日 マタイによる福音書第28章16~20節 唐澤 健太_牧師(国立のぞみ教会)    「恐れることはない。行って、きょうだいたちにガリラヤへ行くように告げなさい。そこで私に会えるだろう」(10節)。マグダラのマリアは復活の主に言われた通りに弟子たちに告げたのだろう。11人の弟子たちはガリラヤに行き、「イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」(17節)。注解書などを紐解くとギリシア語の文法では11人の中の何人かが疑ったというのではな[…続きを読む]

    復活した主イエスにお会いして

    2025年4月20日 イザヤ60:17-22、ヨハネ20:1-20 関 伸子_牧師  Happy Easter!週の初めの日の朝早く、マグダラのマリアは夜明け前に一人で墓に生きました。墓に向かったマリアは、墓から石が取りのけてあるのを見て、ペトロともう一人の弟子のところに走って行き、「誰かが主を墓から取り去りました。どこに置いたのか、わかりません」と告げます。それを聞いたペトロともう一人の弟子も墓に向かって走り、先に着いた弟子は中を覗きこんで、亜麻布が置い[…続きを読む]

    私たちを真実に生かす王

    2025年4月13日 哀歌45:15~22、マタイによる福音書127:27~44 関 伸子牧師  主イエスはピラトの裁判の後、兵士たちに引き渡されました。彼らは告訴理由となっている「ユダヤ人の王」としての称号を盾に取り、イエスを「ユダヤ人の王、万歳」と言って侮辱します。  彼らはイエスに自分たちの「深紅の外套」(28節)を着せました。マタイがわざわざ「外套」という語を用いたのは、ローマの兵士は普通この語で表現される外套を着ていたからです。「深紅」が鮮血を象[…続きを読む]