神の言葉が聞こえるか
2025年2月9日 イザヤ書6:8~12、マタイによる福音書13:10~17 関 伸子牧師 マタイによる福音書第13章には「天の国のたとえ」が七つ集められています。主イエスは「種を蒔く人が種蒔きに出て行った」(3節b)と語り始めます。 家を出て行く主イエスこそが種蒔く人です。パレスチナでは、まず種を蒔いてからその後で土地を耕します。そのため無駄になる種も数知れず、収穫の率も決して良くはありません。しかし、農夫は豊かな実りを信じて種を蒔き続けます。あ[…続きを読む]
主と共に歩む
2025年2月2日 詩編84:1~13、マタイによる福音書21:12~17 関 伸子牧師 主イエスの時代のエルサレム神殿の境内には、一番外側に「異邦人の庭」と呼ばれる所があり、そこにはささげ物の鳩を売る店や、外国貨幣をユダヤやフェニキアの金に換える両替人もいました。各地から人々は神殿に集まって来ましたが、彼らは神殿に納入金を支払うため、ギリシアやローマの通貨を、ユダヤの通貨に両替しなければならなかったからです。両替人は、集まってくる人々から多くの手数料を[…続きを読む]