カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 目を覚ましていなさい

    2021年11月28日 「目を覚ましていなさい」イザヤ51:4~11、マルコ13:24~32 関 伸子牧師  マルコ福音書第13章は「小黙示録」と言われ、主イエスが終末について語られたことが時間的経過に従って、淡々とその様子を描写しています。まず、「太陽は暗くなり 月は光を放たず 星は天から落ち 天の諸力は揺り動かされる」、というように天変地異が描かれます。  次に「人の子が大いなる力と栄光を帯びて雲に乗って来る」(26節)ことが語られます。主イエスが、殊[…続きを読む]

    ボーダーラインで出会う救い主

    2021年10月3日 創世記28:10から19a、ルカ17:11-19 あさひ教会代務者 荒瀬牧彦牧師  エルサレムへと上って行く途中、イエス様はサマリアとガリラヤの「間」を通っておられました。この「間」は小金井と三鷹の市境とは異なり、反目と憎しみの歴史を抱えた、深い断絶のボーダーでした。ラインというよりはボーダーというべき境界領域であり、直接衝突を避けるための緩衝地帯でした。そこには誰がいるのか?社会から隅に追いやられた人たちです。力のある人たちは中心に[…続きを読む]

    一文無しのようですべてを持っている

    2021年11月14日 詩編118:10~18、コリント二6:1~10 関 伸子牧師  「今こそ、恵みの時、今こそ、救いの日です」(コリント二6:2b)。パウロが語ったこの御言葉は私たちの心を高く挙げる希望の言葉であると思います。パウロはどのような現実の中でこの言葉を語ったのでしょう。  パウロはすでに、福音の中心的私信を第5章14節~19節で語りました。すなわち、キリストの死と復活の出来事がすべての人に対して起こっており、信じるすべての者はキリストの愛と[…続きを読む]

    この道を行く

    2021年11月7日 創世記15:1~18b、ヤコブの手紙2:14~26 関 伸子牧師  ヤコブは第1章で、国外に散っていたユダヤ人キリスト者に宛てて、御言葉を実行する人になりなさいと勧めました。そして、その具体的な実践として、人を分け隔てしてはいけないと語りました。今日は、信仰と行いは分離することはできないというヤコブの手紙の中心的なテーマが展開されているところをご一緒に読みます。  主イエスが言われたことを思い起こします。「私に向かって、『主よ、主よ』[…続きを読む]