カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 祈りの路づくり

    2023年4月23日 サムエル記上1:12~20、コロサイの信徒への手紙4:2~6 国立のぞみ教会 唐澤 健太牧師  「目を覚まして感謝を込め、ひたすら祈りなさい」(2節)。パウロはコロサイの教会の人々に宛てた手紙の最後に書き記した。「ひたすら祈る」とはどういうことか? もちろんひたすら祈るとは24時間365日祈るということではない。そんなことは不可能だ。教会では時々「連鎖祈祷」と言って、ある期間、あることのために誰かが必ず祈っているということをする。しか[…続きを読む]

    共に歩くイエス

    2023年4月16日 列王記7:1~16、ルカによる福音書24:13~35 関 伸子牧師  どの福音書にも主イエスの復活の出来事が記されていますが、先ほどお読みしたエマオ途上での出来事は、ルカ福音書だけに記録されているキリスト者の記憶に深く刻まれる美しい物語です。レンブラントの絵画で人びとに知られる素朴な田舎家の食卓の光景、また、「日暮れてやみはせまり」(讃美歌21-218)も、共にこの出来事を主題とするものであって、絵画に、音楽に、私たちの魂にしみ入る深[…続きを読む]

    墓の向こうに走り抜ける

    2023年4月9日 創世記9:8~13、ルカによる福音書24:1~12  関 伸子牧師  Happy Easter! 主イエスは復活されました。そのことをルカ福音書は、「主イエスの遺体が見当たらなかった。そのため途方に暮れていると」(24:3)と、主イエスの遺体を見失うことから語り始めます。そのようにして描かれるルカの復活物語の基本線は、「途方に暮れている」という人間の深い困窮への福音です。  復活の前の日、女たちは「安息日には戒めに従って休んだ」とありま[…続きを読む]

    自分を救いわないイエス

    2023年4月2日 ゼカリヤ書9:9~10、ルカによる福音書23:32~43 関 伸子牧師  本日は棕櫚の主日の礼拝をささげています。イエスさまのエルサレム入城の日。イエス・キリストが十字架にかかり、亡くなって、三日後に復活したイースターの出来事の一週間前に、エルサレムへ入城した記念の日です。ルカ福音書第23章はイエスがピラトから尋問される場面から始まります。イエスは、王を自称したかどで死刑判決を受けます。イエスを告発する者たちはそのように断言し、イエス自[…続きを読む]