カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 助け主の約束

    2020年5月31日 詩編104:24~30、ヨハネ14:15~27 関 伸子牧師  ペンテコステおめでとうございます。ユダヤ教の五旬祭はギリシア語でペンテコステ(50日目)といいます。この日、祈っていた弟子たちの上に神の霊が降り、霊が語らせるままに他の国々の言葉で語り出したのです(使徒2:1~3)。キリスト教もこの日をペンテコステと呼び、教会の誕生日として祝ってきました。不思議な出来事ですが、今、神の霊が降り注いていることを、その霊が助け主として私たちに[…続きを読む]

    生ける水、川となって

    2020年5月24日 エゼキエル47:1~12、ヨハネ7:32~39 関 伸子牧師  仮庵祭が最高潮に達した最後の日に、主イエスが叫んで、「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書にも書いてあるとおり、その人の内から生きた水が河となって流れ出るようになる」(ヨハネ7:37b~38)と言われました。祭りの7日目、最後の日にイエスが立つという行動は、当時の教師たちと同様にいつもはイエスが座って教えを説いていたことを考える[…続きを読む]

    イエスは既に世に勝っている

    2020年5月17日 出エジプト33:7~11、ヨハネ16:25~33 関 伸子牧師  人間の弱さは危機に面した時に現れてくる。そして、人は悲しみの中に閉じ込められる。新型コロナウイルス拡大による緊急事態宣言が延長された今の私たちもそうかもしれない。主イエスは気の遠くなるような忍耐と寛容をもって弟子たちを導かれた。ところが弟子たちは、明日は主が十字架にかけられるという時になっても、なお、イエスの言葉が分からないで互いに論じ合っている。  主イエスは、ヨハネ[…続きを読む]

    互いに愛し合いなさい、主の掟

    2020年5月10日 エゼキエル書36:24~28、マルコ15:9~17 関 伸子牧師  ヨハネの福音書第15章は、ぶどうの木と枝のたとえ話が、最後の晩餐の席で行われる告別説教として始まります。主イエスは、「わたしはまことのぶどうの木、わたしの父は農夫である」(1節)と言われる。「わたしは・・・・・・である」と語られる文脈を見ると、二つの事に気づく。一つは、「イエスが・・・・・・である」のは必ず私たちとの関わりにおいてであるということ。もう一つは、前後に必[…続きを読む]

    キリストの証人

    2020年5月3日 イザヤ書62:1~5、ヨハネ21:15~25 関 伸子牧師  今日私たちがご一緒に読むヨハネによる福音書第21章15節以下において、復活された主イエスがペトロを捜して来てくださり、尋ねます。「ヨハネの子シモン、わたしを愛しているか」と。しかも一度だけではなく三度までも。ペトロとのやり取りを通してペトロに対する牧会命令と言われている言葉が記されています。  ペトロは12弟子の中心的な人物でした。しかも、イエスを裏切るという決定的な失敗をし[…続きを読む]