カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 永遠の命のかて

    2024年7月21日 列王記上17:8~16、ローマの信徒への手紙14:13~23 関 伸子牧師  ローマの信徒への手紙第14章で、パウロはこれまで具体的に、食べてもよい食べ物のことや重んじる日のことで裁いてはならないと述べ、13節ではより一般的に何事においても「もう互いに裁き合うのはやめましょう。むしろ、つまずきとなるものや、妨げとなるものを、きょうだいの前に置かないように決心しなさい」と語り始めます。具体的には肉食を可とする者たちと、ユダヤ人の律法を厳[…続きを読む]

    命への移行

    2024年7月7日 ミカ書7:14~20、ヨハネによる福音書5:19~30 関 伸子牧師  今日のヨハネによる福音書第5章19節以降の話は、直前のベトザタの池での病人の癒しの場面から続いています。「よくよく言っておく。子は、父のなさることを見なければ、自分からは何もすることができない。父がなさることは何でも、子もそのとおりにする」(19節)。こう言われた主イエスの御心を知ろうとするには、幼子を愛してさまざまな動作をしてみせる父親を想像するとよいでしょう。父[…続きを読む]

    神のみわざを見る

    2024年6月23日 ヨナ書4章1~11節、エフェソの信徒への手紙2章11~22節 関 伸子牧師  新約時代のエフェソは豊かな商業都市であると共に、異教祭儀の中心地でもありました。異邦人であるエフェソの信徒たちは「以前は遠く離れていた」が、キリストと出会った今は「近い者」となりました。なぜなら、キリストは「規則と戒律づくめの律法」を廃棄し、ユダヤ人と異邦人の間にある敵意を十字架によって滅ぼし神との和解をもたらしたからです。  「だから、心に留めておきなさい[…続きを読む]

    主イエスのみ足の跡をたどる

    2024年6月9日 ハバクク2:1~4、ヨハネ一 2:18~27 関 伸子牧師  「子どもたちよ、今は終わりの時です」(18節)。ヨハネは「今は終わりの時です」と言います。「終わり」は「最後」の意味です。すなわち、今は神の計画全体の中で最終段階にさしかかっている時だと言っているのです。  「反キリスト」と呼ばれる異なる教えから群れを守るために、ヨハネの手紙一の著者は、イエスこそメシア・キリストである、という初めからの教えを心にとどめなさい、そうすればあなた[…続きを読む]

    口と心をひとつにして

    2024年6月2日 申命記30:5~11、ローマの信徒への手紙10:1~13 関 伸子牧師 パウロは、ユダヤ人たちに「きょうだいたち」と親しく呼びかけながら、キリストによって自分の同胞の救いを願っています。イスラエルの過ちを認めながらもなんとかして弁護しようとするのです。ここで律法は終わりを迎えたことを語ります。 ユダヤ人は、いまでも神に対して非常に熱心な民族です。たとえば安息日を守るとか、十一献金をするということにおいてもそうです。しかしパウロは、その熱[…続きを読む]