だいじょうぶ!
2025年4月27日 マタイによる福音書第28章16~20節 唐澤 健太_牧師(国立のぞみ教会) 「恐れることはない。行って、きょうだいたちにガリラヤへ行くように告げなさい。そこで私に会えるだろう」(10節)。マグダラのマリアは復活の主に言われた通りに弟子たちに告げたのだろう。11人の弟子たちはガリラヤに行き、「イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」(17節)。注解書などを紐解くとギリシア語の文法では11人の中の何人かが疑ったというのではな[…続きを読む]
復活した主イエスにお会いして
2025年4月20日 イザヤ60:17-22、ヨハネ20:1-20 関 伸子_牧師 Happy Easter!週の初めの日の朝早く、マグダラのマリアは夜明け前に一人で墓に生きました。墓に向かったマリアは、墓から石が取りのけてあるのを見て、ペトロともう一人の弟子のところに走って行き、「誰かが主を墓から取り去りました。どこに置いたのか、わかりません」と告げます。それを聞いたペトロともう一人の弟子も墓に向かって走り、先に着いた弟子は中を覗きこんで、亜麻布が置い[…続きを読む]
私たちを真実に生かす王
2025年4月13日 哀歌45:15~22、マタイによる福音書127:27~44 関 伸子牧師 主イエスはピラトの裁判の後、兵士たちに引き渡されました。彼らは告訴理由となっている「ユダヤ人の王」としての称号を盾に取り、イエスを「ユダヤ人の王、万歳」と言って侮辱します。 彼らはイエスに自分たちの「深紅の外套」(28節)を着せました。マタイがわざわざ「外套」という語を用いたのは、ローマの兵士は普通この語で表現される外套を着ていたからです。「深紅」が鮮血を象[…続きを読む]
ここに愛がある
2025年4月6日 創世記125:29~34、マタイ20:17~28 関 伸子牧師 主イエスが12弟子だけを呼び寄せて、苦難を受けるという予告をしたすぐ後に、ゼベタイの息子たち(ヤコブとヨセフ)の母がイエスのもとに来て、ひれ伏し、子どもたちのことについて願い事をしました。主イエスのほうから「何をしてほしいのか」と声をかけられて母親が口を開きます。「私の二人の息子が、あなたの御国で、一人はあなたの右に、一人は左に座れるとおっしゃってください」(21節)。こ[…続きを読む]