私たちの希望
2025年9月14日 哀歌3:18-24、ローマの信徒への手紙5:1~5 宮城 献_牧師 現在プリンストン神学校で学ぶ私は、渡米して5年になります。この夏の一時帰国は、5年間の日々を振り返る機会となり、その中で与えられたテーマが「希望」、そして聖書箇所が哀歌3章でした。 以前、神学校のチャペルで韓国人の先輩が「放蕩息子のたとえ話」から説教し、「失われたものが見つかる喜び」について語りました。彼はチャプレンのインターンをする病院のチャペルでも同じ説教して[…続きを読む]
み言葉によって新しくされる
2025年9月7日 ハバクク3:17~19、マタイによる福音書13:24~43 関 伸子_牧師 「天の国は、良い種を畑に蒔いた人に似ている」(24節a)。直前で語られているように、ここでも天の国が種蒔きにたとえられています。今日の箇所を読むと、良い種をまくのは人の子イエス、畑は世界です。私たちが生きるこの世界はさまざまな問題に満ちていますが、イエス・キリストによって、良い種が蒔かれた良い世界なのです。前節までのたとえでは、種がまかれる土地の優劣に焦点が絞[…続きを読む]
2025年8月31日 「また来て、あなたががたを私のもとに迎えます」詩編27:4、ヨハネ14:1~6 佐藤 史花(ルイビル日本語教会員) 今日、主日にこうして東小金井教会のみなさんと共に礼拝を捧げることができることを嬉しく思っています。 今回は、先生にお声をかけていただき、東小金井教会でみことばを分かち合う貴重な機会がえられていることに、心から感謝しています。 夏には祈祷会にも招いていただき、証を分かち合う機会も与えられました。みなさんのお祈りに支えら[…続きを読む]
キリストを着る
2025年8月24日 イザヤ書30:18~21、ガラテヤの信徒への手紙3:26~30 朽木 順子_長老 私は、日々の生活の中で、どう判断したらよいか、或いはこの判断で正しかったのだろうかと、しばしば悩みます。 今日、与えられたみ言葉は「ガラテヤの信徒への手紙」第3章26~29節です。今日はこのみ言葉を皆さまと共に分かち合いたいと思います。 あなたがたは皆、真実によって、キリスト・イエスにあって神の子とされ、キリストに与る洗礼を受けたあなたがたは皆[…続きを読む]
主イエスの願い
2025年8月17日 ヨナ書43:1~5、マタイによる福音書19:35~38 関 伸子_牧師 主イエスがガリラヤ全土で人々の病をいやしたことは、山上での説教の箇所の前、マタイによる福音書第4章23節にも記録されていますが、今日の箇所では、イエスの活動を、「教え」「宣べ伝え」「治された」という三つの面からとらえています。イエスはこれらの伝道活動を通して、民衆の置かれている窮状を見て、深く憐れまれました。 「町や村を残らず回って」とあります。イエスの行動の[…続きを読む]