カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 神を呼ぶ祈り

    2025年5月25日 列王記上18:20~39、マタイによる福音書6:1~15 関 伸子_牧師  今日の聖書箇所を読む私たちには、私たちの行為が二種類に分けられることに気づかされます。偽善者のようにか、あるいは、主イエス・キリストを見つめて神に栄光を帰する行為か。「偽善者」は、マタイがこの語を用いる時には主としてファリサイ派、律法学者が頭にあります。ファリサイ派の人たちは、施しや祈りや断食などの善行をすることによって神に義と認められると考えていたので、それ[…続きを読む]

    神への道を知る

    2025年5月18日 サムエル記下41:17~27、ヨハネによる福音書14:1~11 関 伸子_牧師  ヨハネによる福音書第14章から17章は最後の晩餐の席で語られた主イエスの弟子たちへの告別説教です。この説教の前後に見落とせない表現があります。第13章30節の「夜であった」と第18章3節の「松明や灯や武器を手にしていた」です。この表現は共観福音書(マタイ、マルコ、ルカ)にはなく、ヨハネだけが伝えています。ヨハネの意図がどこにあるかと言えば、告別説教が語ら[…続きを読む]

    死を越えて生きる

    2025年5月11日 ネヘミヤ2:1~18、ヨハネによる福音書11:17~27 関 伸子牧師  人生を考えるとき、わたしたちが避けて通れない最大の課題が死であると思います。この国では「死んだらおしまい」と言われて育つ人が多いのではないでしょうか。しかし、そのような人生観では決して承諾できない人々もいます。ヨハネによる福音書第11章は、そういう人々に語りかけ、訴えかける箇所です。  事の起こりは、イエスの友人ラザロの死でした。主イエスはベタニアに到着されまし[…続きを読む]

    しるしより確かなこと

    2025年5月4日 列王記上417:17~24、マタイによる福音書12:38~45 関 伸子_牧師    「先生、しるしを見せてください」。ユダヤ人は、しるし、すばらしい出来事、目をみはるような神の子としての証拠を求めます。救い主メシアが到来するときには、天にも地にも、驚くべきしるしがあると信じていたからです。パウロは、「ユダヤ人はしるしを求め、ギリシア人は知恵を探します」(コリント一1:22)と言いました。もしある地上の根拠で信じているなら、それは信仰と[…続きを読む]

    だいじょうぶ!

    2025年4月27日 マタイによる福音書第28章16~20節 唐澤 健太_牧師(国立のぞみ教会)    「恐れることはない。行って、きょうだいたちにガリラヤへ行くように告げなさい。そこで私に会えるだろう」(10節)。マグダラのマリアは復活の主に言われた通りに弟子たちに告げたのだろう。11人の弟子たちはガリラヤに行き、「イエスに会い、ひれ伏した。しかし、疑う者もいた」(17節)。注解書などを紐解くとギリシア語の文法では11人の中の何人かが疑ったというのではな[…続きを読む]