2022年11月20日 「弱いときにこそ強い」イザヤ書40:27-31、コリント二12:9,10 古畑 和彦牧師 この3月に田園伝道教会を定年退職した古畑和彦です。皆様方の祈りに支えられた35年の伝道師、牧師としての働きでした。心から感謝いたします。牧師の働きは定年退職しましたが、教職者としての働きはまだまだ続きます。引き続きお祈りに覚えていただけたら嬉しく思います。 今回は、コリントの信徒への手紙二 12章9、10節から、神の導きを頂きたいと思いま[…続きを読む]
神の子として生きる
2022年11月13日 出エジプト3:1~15、ルカ20:27~40 関 伸子牧師 カイザルに税金を納めることは善いか、悪いかという質問を主イエスにした者たちが、イエスの賢い答えを怪しみながら沈黙した後に、復活を否定するサドカイ派のある人々が主イエスのところに来て、また難問を吹きかけました。 ルカによる福音書にサドカイ派が登場するのはここが初めてです。サドカイ派の人々は、現状維持を好む裕福な祭司長や長老たちからなり、創世記、出エジプト記、レビ記、民数記[…続きを読む]
あなたがたの救いが近づいている
2022年11月6日 創世記18:1~15、ルカによる福音書3:1~6 関 伸子牧師 主イエスが風光明媚なガリラヤで成長しつつあった時、ザカリアの子ヨハネはユダヤの荒れ野で成人していました。荒れた地と澄んだ夜空とが、ヨハネに祈祷と断食を教えました。この荒れ野には、エッセネ派と称される人々が住んでいました。彼らは一日に何度も水を浴びます。しかし、そのような形式的な行為の繰り返しによって、罪の汚れが洗いきよめられるはずがないのです。 ヨハネの洗礼には他の水[…続きを読む]
自由になる、主イエスによって
2022年10月30日 創世記49:8~17、ルカによる福音書11:37~44 関 伸子牧師 福音書記者ルカは、主イエスが食卓に招かれることを繰り返します。主イエスはファリサイ派の人の招きで食卓に着かれます。共に食卓を囲む人々がいる。そこでこそ、これらの人々は互いを知り、出会い、また、反発しました。 「ところがその人は、イエスが食事の前にまず身を清められなかったのを見て、驚いた」(ルカ11:38)。具体的には手を洗わなかった(水の中にひたさなかった)か[…続きを読む]
つべこべ言わず故郷へ行こう
2022年10月23日 ゼカリヤ13:7~9、マルコ14:26~31 石塚 惠司牧師(めぐみ教会) 過越の晩餐を終えると、酒イエスは弟子たちとオリーブ山麓への道を歩き始めます。今日の箇所はその道中の出来事です。今日は弟子たちに向けて語ったイエスの二つの言葉に焦点を当てて読みましょう。一つは27節、もう一つは28節です。 1.「イエスは弟子たちに言われた。「あなたがたは皆、(私に)つまずく。 『私は羊飼いを打つ。すると、羊は散らされる』と書いてあるからだ。([…続きを読む]