そっと救う神
2024年1月21日 出エジプト33:12~23、ヨハネ12:1~12 関 伸子牧師 ヨハネによる福音書第2章に、カナでの婚礼でイエスさまが「しるし」を行ったことが書かれています。カナの地で主イエスが伝道なさったときに最初に主イエスが招かれて婚礼に連なり、またその婚礼の喜びに人びとを招かれた。ヨハネによる福音書は、キリストの教会はこの婚宴の喜びを知るところにあると言いたいのではないでしょうか。そこから信仰の歴史が始まり、伝道が始まりました。 ガリラヤの[…続きを読む]
イエスといっしょに留まる
2024年1月14日 サムエル記上3:1~10、19、ヨハネによる福音書1:35~51 関 伸子牧師 ヨハネ福音書第1章35節以下に、主イエスと最初の弟子たちとの出会いの場面が描かれています。洗礼者ヨハネは自分の弟子たちに、アンデレは兄のシモンに証しをしました。そこには信頼関係があります。 主イエスの最初の弟子となったシモン・ペトロとアンデレの二人が、イエスのあとについて行くと、イエスの方が「振り返り」、先に言葉をかけられます。「何を求めているのか」。彼[…続きを読む]
希望の約束に生きる
2024年1月7日 イザヤ書30:15~26、ヨハネによる福音書17:6~19 関 伸子牧師 新年早々、落ち着かない日々を過ごしていますけれども、今年最初の主日礼拝において御言葉から希望の約束を聴き取りたいと思います。 ヨハネによる福音書第17章で、主イエスはとりなしの祈りの中で、繰り返し、神とキリストは信じる者たちといつも共にある、と祈ります。この祈りによる希望の確信は、ユダヤ教徒との軋轢、またローマの迫害の中で、キリスト者の群れを支え、導きました。[…続きを読む]
2024年 主題と主題聖句
主題「福音を伝えよう」 主題聖句 (キリストの言葉)「私を世にお遣わしになったように、私も彼らを世に遣わしました。」 ヨハネによる福音書第17章18節 <基本的な活動理念> 2024年は東小金井教会の宣教60周年を記念する年となります。礼拝と祈祷会(毎週水曜日の朝と晩)を大切して、小さな教会に集う一人ひとりが聖書の御言葉に生かされ、執り成しの祈りに支えられ、信仰を持って生きることの喜びを味わってきました。 2020年から続くコロナ禍にあって、恐いという思[…続きを読む]
恵みの事実
2023年12月31日 詩編145:10~21、ガラテヤの信徒への手紙13:23~29 関 伸子牧師 2023年最後の日、みなさんと共に礼拝をささげることのできる恵みに感謝します。みなさんにとってこの一年はどのような年だったでしょうか。教会として振り返ると、悲しいことが重なった年でした。しかし、いつも聖書の御言葉を与えられている私たちは、深い悲しみの中にあっても、互いに祈り合い、御言葉から励ましや力をいただく恵みの事実がここに、確かにあった、と言えるので[…続きを読む]