カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 神の励ましに生きる

    2020年12月6日 詩編96:1-13、ローマの信徒への手紙16:25~27 関 伸子牧師  パウロの手紙は、いつも教会に対するあいさつで終わるのですが、ローマの信徒への手紙だけは、それに続いて、讃美の言葉が書かれています。当面の相手であるユダヤ人に対して激しく戦い、しかも理論だけではなく、自分の信仰を吐露するようなこの手紙が、神への讃美で終わっていることにとても感動を覚えます。    神の言葉を聴く者は、いつでも、それを聞くたびに自分が新しく力づけられ[…続きを読む]

    再臨のキリストを待ち望む

    2020年11月29日 イザヤ書2:1~5、マタイによる福音書24:36~44 関 伸子牧師  アドベント(待降節)第1主日の礼拝をささげています。アドベントは、ラテン語の「adventus(アドベントゥス)」から生まれた言葉で、「到来」という意味です。日本語では「待降節」とも呼ばれ、クリスマス(降誕祭)の4つ前の日曜日からクリスマスを準備する期間に入ります。このアドベントから、新しい一年が始まるとされています。  マタイ福音書第24章を読むと、エルサレム[…続きを読む]

    救いの約束に従って

    2020年11月15日 詩編77:17~21、マタイ5:38~48 関 伸子牧師  今日ご一緒に読む、マタイによる福音書第5章38節から48節は、山上の説教の続きで、まず「あなたがたも聞いているとおり・・・・・・と命じられている」という、昔の掟を想起させる主イエスの言葉で始まります。続いて「しかし、わたしは言っておく」という荘厳な宣言に導かれてイエスの斬新な命令が記されています。  「目には目を、歯には歯を」とは、誰かが人から身体的被害もしくは財産上の損害[…続きを読む]

    惑わされることなく生きる

    2020年11月8日 創世記13:1~18、ガラテヤ3:1~14 関 伸子牧師  ガラテヤの信徒への手紙は第3章のはじめに「ああ、物分かりの悪いガラテヤの人たち、だれがあなたがたを惑わしたのか」と書きます。この呼びかけは、どうにもやり切れなくなった時に突然、叫びだしたということになるのではないでしょうか。第2章のおわりにおいてパウロは、恵みというものは分かり難いものであると言いました。そこまでにパウロは、自分の生涯の経路、すなわち自分がどのように恵みを受け[…続きを読む]

    ただひとりの神によって

    2020年11月1日 イザヤ書44:6~17、ローマ3:21~31 関 伸子牧師  召されて使徒となったパウロは、ローマの信徒への手紙の第1章18節から第3章20節において、律法の下にある人間の絶望的な状態を明らかにしました。人類の罪を指摘しています。異邦人は被造物を通して、またユダヤ人は律法を通して神を知っていますが、結局は神としてあがめずに、罪の状況に陥っていたからです。こういう律法の世界を語りながら、ローマの信徒への手紙の大事な頂点、分水嶺と言える第[…続きを読む]