イエス様の祈り
2024年8月25日 詩編62:2~3、ヨハネによる福音書17:12~19 金谷 美帆_長老 今日は、第17章の中の12節から19節を着目していきたいと思います。12節「私は彼らと一緒にいる間、あなたが与えてくださった御名によって彼らを守りました。私が保護したので、滅びの子のほかは、誰も滅びませんでした。聖書が実現するためです。」と書いてあります。滅びの子とは、弟子の一人であるイスカリオテのユダのことです。ユダが裏切って滅びに至ったという事実ですが、この[…続きを読む]
解放
2024年8月18日 出エジプト記34:4~9、ヨハネ8:1~11 関 伸子牧師 朝早くイエスが神殿境内で民衆に教えていたとき、律法学者たちやファリサイ派の人々が姦通の現場で捕らえた女性をイエスのもとに引き立て、真ん中に立たせます。 もしイエスがこの女性に石殺しを命ずるなら、ローマの禁令を犯したかどでイエスをローマに訴えることができるし、逆にこの女性を大目に見て釈放するなら、律法違反と騒ぎたてることもできます。どちらにしても、イエスを訴えられるのですか[…続きを読む]
力を合わせて働く
2024年8月11日 ヨブ記28:12~28、コリントの信徒への手紙一3:1~9 関 伸子牧師 パウロはこういう手紙をいくつもの教会に送りました。パウロは、第2章の終わりに、「私たちは、キリストの思いを抱いています」と語りました。そういう言葉を聞いていると、私たちもうなずきながら聞きます。実際に、コリントの教会の人々の生活を見て、その信仰を考えて、それにふさわしいように話をしようとしているのです。そうしてみると、この教会の人びとは、まだ、幼子のようなもの[…続きを読む]
神の子どもたちの喜び
2024年8月4日 士師記6:36~40、ヨハネの手紙一5:1~5 関 伸子牧師 「世に勝つ信仰」ということを教会学校に通っていた子どもの頃からよく聞いてきました。しかし、それがどういうことなのか深く考えてこなかったと思います。ロシアとウクライナ、パレスチナとイスラエルで戦争が終わらない。沖縄に基地はいらないと声を挙げている人の命が奪われる、そのような世で心痛める日々の中で「世に勝つ信仰」というのはどういうことか。今日みなさんとご一緒に読むヨハネの手紙一[…続きを読む]