望みをもって耐える
2023年2月26日 申命記6:10~19、ルカによる福音書14:1~13 関 伸子牧師 主イエスがヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けると、鳩のような形をした聖霊がイエスの上に下ってきました。その聖霊に満たされてヨルダン川から帰って来ます。この聖霊は、メシアを敵の手から守り、その使命を全うさせるために与えられた力です。 その聖霊がイエスを荒れ野に導いたのは、そこで悪魔の試みを受けさせるためでした。荒れ野は石のごろごろした不毛の地帯であって、そこに住[…続きを読む]
5000人の給食
2023年2月19日 イザヤ41:8~16、ルカによる福音書9:10~17 饒平名 丈(中会神学生) 主イエスの時代のユダヤ人達は、メシア(救世主)が来られる時には、預言者エリシャ以上に人々を養ってくださるお方であることを期待していました。今回5,000人もの人々に食事を与えたことは、主イエスがメシアであることの決定的なしるしとみなされることになりました。この出来事は4つの福音書全てに共通して記されています。メシアである主イエスの持つ力は、病気や死に打ち[…続きを読む]
ここに道がある
2023年2月12日 ヨブ記2:1~10、ルカによる福音書5:12~26 関 伸子牧師 今からおよそ20年前に東京三教会退修会で多摩全生園を訪問しました。みなさんもご存知のように東村山市にあるらい病(ハンセン病の旧称)の人たちが共同生活をしている場所です。そこで生活された森本美代治さん(カトリック信者)から証しを聞きました。実名で病むことを許されなかった病だった時代に、実名で『証言・日本人の過ち』(藤田真一編著)証しされている文章から、ひどい扱いを受けて[…続きを読む]
神の言葉を聞いて育とう
2023年2月5日 箴言3:1~8、ルカによる福音書8:4~15 関伸子牧師 イエスさまは日常生活の身近な事実、あるいは観察を素材として多くのたとえ話を語られました。数多くのたとえ話の中でも、最も代表的なものは「種蒔きのたとえ」です。ルカは神の種の蒔かれる土壌に四種類あることを告げます。土壌の一つ目は、道端。パレスチナの普通の土地は細長く分割されていました。分割された一つずつの土地の間は小道になっていて、そこは自由に通ことができました。種がこの小道の上に[…続きを読む]
惑わされないように
2023年1月29日 ハガイ書2:1~9、コリントの信徒への手紙二6:14~7:1 関 伸子牧師 一年で最も寒い時期であるにも関わらず、みなさんが礼拝堂に集い、またライブ配信を通して礼拝に出席されていることにとても励まされます。まさにこれが「神の民の礼拝」であると思わされます。 神の民の生活とはなんでしょう。それは神が中心にいる生活です。礼拝も神の臨在を中心にして集まります。それなしには何も始まれないのです。ハガイ書第2章9節「この新しい神殿の栄光は以[…続きを読む]