カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 永遠の住み家

    2020年10月11日 ダニエル書12:1~4、ヨハネ11:1~16 関 伸子牧師  人生を考えるとき、避けて通れない最大の課題が死です。「人は死んだらおしまい」という考えを子どもの頃、親から植えつけられることがあります。しかし、そのような人生観では決して説得されない人もあります。ヨハネによる福音書第11章は、そういう人々に語りかけます。  1節に登場するベタニアの家族、マリアとその姉妹マルタは、イエスの弟子であり、親しい友である。ラザロがマリアとマルタの[…続きを読む]

    イエスを信じる

    2020年10月4日 エレミヤ28:1~17、ヨハネ10:22~42 関 伸子牧師  2週間前の礼拝において、ヨハネ福音書第10章1節から21節までご一緒に読み、イエスは良い羊飼いであることを覚えて励まされました。今日、その続きの22節から42節を読むにあたり、福音書記者ヨハネは、わたしたちが乳といった柔らかい食物で養われるのではなく、硬い食物を食べることを願っていることを心に留めたいと思います。  22節を読むと、第10章7節から21節に記されているまこ[…続きを読む]

    キリストの住まい

    2020年9月27日 詩編103:14~22 新約:ローマ14:8~9 関 伸子牧師  今日、私たちは先に天に召された方たちを偲んで召天者記念礼拝をささげています。開式賛美として讃美歌21の385番、「花彩る春を」を賛美しました。「花彩る春を この友は生きた、いのち満たす愛を 歌いつつ。悩みつまずくとき、この友の歌が 私をつれもどす 主の道へ」。本当にこの歌詞の通りだと思います。私たちがつまずく時、疑いと悩みの中にある時、すでに天に召された信仰の先輩の眼差[…続きを読む]

    イエスは良い羊飼い

    2020年9月20日 詩編23:1~6、ヨハネ10:1~21 関 伸子牧師  ヨハネによる福音書のなかで、主イエスは、旧約聖書に用いられている象徴表現を用いられますが「パン」と「光」の後に、今度は「羊飼い-牧者」を用いられます。第10章2節から5節はパレスチナでの羊を飼う生活、牧畜生活が背景になっています。朝、羊飼いたちは自分が痛くされている主人の羊をその囲いから連れ出して、緑の牧草を食べさせ、運動させ、また清い水の流れに導き、渇きをいやし、夕方には間違い[…続きを読む]

    真理はあなたたちを自由にする

    2020年9月13日 エレミヤ書28:1~17、ヨハネ8:31~38 関 伸子牧師  先ほどヨハネ福音書第8章31節から38節の朗読をお聴きになって、みなさんは、「真理はあなたたちを自由にする」という御言葉を中心にこの箇所が展開されていることにお気づきになったと思います。  仮庵祭において語られた主イエスの御言葉を聴いて、イエスを信じた多くの人の中には、ユダヤ人、即ち民の指導者である祭司、ファリサイ派の人々もいました。「イエスは、ご自分を信じたユダヤ人たち[…続きを読む]