カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 悲しみが喜びに変わる

    2022年5月8日 創世記18:23~33、ヨハネによる福音書16:16~24 関 伸子牧師  今日の箇所はヨハネによる福音書第13章から始まる主イエスの長い説教の一部ですけれども、ここでも「光と闇」のコントラストが鮮明に現れます。ユダの裏切りが、いよいよ、実行段階に入り、闇が重く辺りを包みます。その夜の闇の中で、おそらく、他には物音一つしない静けさの中、張り詰めた緊張のある弟子たちの耳に、「しばらくすると、あなたがたはもう私を見なくなる・・・・・・」とい[…続きを読む]

    主イエスの新しい掟

    2022年5月15日 詩編95:1~11、ヨハネによる福音書15:1~11 関 伸子牧師  主イエスは「私はよい羊飼いである」と言われました。今日の箇所では「私はまことのぶどうの木、私の父は農夫である」と語られます。この御言葉は聖書の中でも有名なものです。ヨハネの特色ある表現「私は・・・・・・である(エゴー・エイミ)」の宣言です。ぶどうとオリーブは、パレスチナ地方では、いたるところに栽培された植物ですから、聞く者にとってはとても身近なたとえであり、それだけ[…続きを読む]

    主イエスの新しい戒め

    2022年5月8日 レビ記19:9~18、ヨハネによる福音書13:31~35 関 伸子牧師  「さて、ユダが出て行くと、イエスは言われた。『今や、人の子は栄光を受け、神は人の子によって栄光をお受けになった』(31節)。今日のヨハネ福音書のテキストは、イスカリオテのユダの裏切りから始まります。ユダの裏切りがはっきりしたことによって、いわゆるイエス・キリストの受難がはじまります。その頂点は十字架の死です。ヨハネにとっては、今まで13章に渡ってイエスの言葉と業([…続きを読む]

    平安のうちに遣わされる

    2022年4月24日 詩編145:1~13、ヨハネによる福音書20:19~31 関 伸子牧師  日曜日の朝、マグダラのマリアに顕れた主イエスは、その夕方には他の弟子たち、12弟子とその他の弟子に自らを現わされました。弟子たちは、「ユダヤ人を恐れて、自分たちのいる家の戸にはみな鍵をかけていた」と、ここで弟子たちが恐れていたことが強調されています。弟子たちがユダヤ人たちを恐れていたのは、彼らがイエスの命を狙っていて、実際にローマ帝国の権威の元で処刑へと導いたか[…続きを読む]

    復活のいのちに生かされて

    2022年4月17日 出エジプト記14:15~22、マルコによる福音書16:1~8 関 伸子牧師  Happy Easter! この地に今も戦いがありますけれども、主のご復活によって新しいいのちが始まります。マルコ福音書の復活物語はとても素朴です。しかし、8節の最後の言葉は「恐ろしかったからである」で終わっています。復活の記事、福音を語る福音書の最後の言葉が「恐ろしかったからである」となっていることはとても不思議です。    安息日は夕方に終わるのですけれ[…続きを読む]