復活の最初の証人マリア
2020年4月12日(日) イザヤ書55:1~11、ヨハネ20:1~18 関 伸子牧師 イースターおめでとうございます。今年のイースターは、私たちにとって生涯忘れることができない時でしょう。新型コロナウイルス感染拡大が世界中で広がり、先週、政府は7都市に緊急事態宣言をだしました。この状況がいつ終わるのか分からない不安を覚えます。しかし、主は甦られた! この礼拝堂に集われた方も、ご自宅でライブ配信で礼拝をささげる方も、共に、死に勝利された主イエスのご復活を[…続きを読む]
真理とは何か
2020年4月5日 ゼカリヤ書9章9~10節、ヨハネによる福音書18章28~40節 関 伸子牧師 今日わたしたちが読むヨハネによる福音書第18章28節から40節は、第19章16節までをひとつのものとして読むのがよいと言われている箇所であり、新約聖書のイエス逮捕に関する記事のなかで最も劇的なものです。ピラトの裁判のことが記されています。ピラトは国家の委任によって立つ総督であり裁判官である。この世では裁き手であり権威を持っているはずなのにその姿は始終揺らいで[…続きを読む]
多くの実を結ぶ
2020年3月29日 イザヤ53:13~53:5、ヨハネ12:20~36 関 伸子牧師 先週、政府は新型コロナウィルス感染症対策本部で会議を開催して今後の対策を発表した。都心部では感染源が分からない人も多く今週末は不要不急の外出を控えるようにとのお達しがでたことを受け、教会堂を閉鎖し、礼拝をライブ配信する教会もある。各教会の対応を聞きながら心が重くなった。しかし私たちは今日ここで礼拝をささげている。野川公園を歩くと桜の花は満開で、ジョギングする青年たちや[…続きを読む]
イエスの死に備えて
2020年3月22日 詩編2:1~12、ヨハネによる福音書12:1~11 関 伸子牧師 今日私たちが読むヨハネによる福音書第12章は主イエスが十字架にかけられる一週間前の出来事が記されている。第11章には主イエスがマルタのマリアの兄弟ラザロをよみがえらせたことが記されていた。しかし、このことが祭司長たち、ファリサイ派の人々のイエスへの殺意を高めた。57節は「祭司長たちとファリサイ派の人々は、イエスの居どころが分かれば届け出よと、命令を出していた。イエスを[…続きを読む]
命の言葉にふれて
2020年3月8日 ヨシュア記24:14~18、ヨハネによる福音書6:60~71 関 伸子牧師 ヨハネによる福音書第6章の初めを読むと、主イエスはティベリウスで5つのパンと2匹の魚を分け与えて大群衆を養われた後、カフェルナウムに行かれ、そこで群衆は再びイエスを発見する。イエスは群衆に「永遠の命に至る食べ物のために働きなさい」とすすめる。その後、ユダヤ人たちと対話をして、48節で「わたしは命のパンである」、主イエスご自身がそれであると再び言われる。51節で[…続きを読む]