カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • イエスの招きに応えて

    2021年1月31日 詩編119:9~16、マタイ5:17~20 関 伸子牧師  主イエスが語られた福音は、当時のユダヤ人にとっては、意表を突くものでした。それでユダヤ人はイエスの語られたことを理解しかねていました。マタイによる福音書第5章17節以降、主イエスは権威をもって「よく言っておく」、「しかし、私は言っておく」と、繰り返しながら語られます。その始めにまず、マタイ教会の綱領と言い得ることを語られます。「私が来たのは律法や預言者を排しするためだ、と思っ[…続きを読む]

    共に励まし合うために

    2021年1月24日 詩編44:2~9、ローマ1:8~17 関 伸子牧師  「悔い改めよ。天の国は近づいた」(マタイ4:17)。これは、主イエスがガリラヤに退いて語られた、宣教の第一声でした。この御言葉において福音は広まり、神の子によって民が集められ、共同体(教会)が形成されます。  パウロは「福音は、ユダヤ人をはじめ、ギリシア人にも、信じる者すべてに救いをもたらす神の力です」(ローマ1:16)と語りました。ガリラヤの小さくされた人々を救った福音であるから[…続きを読む]

    イエスの視線に従って

    2021年1月17日 イザヤ書8:23b~9:3、マタイ4:12~22 関 伸子牧師  主イエスの宣教はガリラヤ地方で始まります。イスラエルの歴史においてガリラヤは辺境の地であり、軽んじられていた土地であったと言われています。その地で主イエスは、洗礼者ヨハネと同じように、「悔い改めよ。天の国は近づいた」と言って、宣教を開始されます。12節から17節はマルコによる福音書第1章14から15節と並行しています。これら比較すると、はっきりとした違いがあるのが分かり[…続きを読む]

    神の望みに生きる

    2021年1月10日 イザヤ書42:1~9、マタイによる福音書13:13~17 関 伸子牧師  三つの共観福音書が主イエスの洗礼について語っています。マタイは、「その時、イエスが、ガリラヤからヨルダン川のヨハネのところへ来られた。彼から洗礼を受けるためである」(13節)と、主イエスがヨハネのところに来られたことを強調します。神の子イエスは、まずマリアの胎に下り、家畜小屋に下り、エジプトに下り、ガリラヤに下り、そして今や荒野に下り、洗礼者ヨハネの下に洗礼を授[…続きを読む]

    ご計画に従って

    2020年1月3日 列王記上3:5,7~12、ローマの信徒への手紙8:26~30 関 伸子牧師 ローマの信徒への手紙第8章28節に、「神を愛する者たち、つまり、ご計画に従って召された者のためには、万事が共に働いて益となるということを、私たちは知っています」と記されています。このみ言葉は、今年、わたしたちが標語聖句としてあげているものであり、わたしたちに大いなる希望を与えるものです。簡単にいえば、信仰を持っている者には、どんなことでも益となるように働いてくれ[…続きを読む]