神への道を知る
2023年9月24日 ミカ書7:8~10、ヨハネによる福音書14:1~6 関 伸子牧師 今朝、わたしたちは、先に天におられる神のみもとに召された方たちを覚えて召天者記念礼拝をささげています。この1年のうちに3名が主のみもとに召されました。その中のおひとりは9月21日に主のみもとに帰られました。東小金井教会で長年、長老としてお仕えされた方でした。今朝、ご遺族、関係の深い方が出席されています。 私たちは今も深い悲しみのなかにあります。教会では信仰をもって生[…続きを読む]
キリストの愛に感謝する
2023年9月17日 創世記37:12~28、コロサイの信徒への手紙3:12~17 関 伸子牧師 コロサイの信徒への手紙は、パウロが獄中から書いたとされ、80年代が執筆の時期と推測されます。かつて神から離れて生きていたパウロが、今は「新しい人」を身に着けて、コロサイの人々に、そのあるべき生き方を示します。 「ですから、あなたがたは神に選ばれた者、聖なる、愛されている者として、憐れみの心、慈愛、謙遜、柔和、寛容を身に着けなさい」(12節)と書いていま[…続きを読む]
人生において肝心なこと
2023年9月10日 詩編142:1~8、ガラテヤの信徒への手紙6:11~18 関 伸子牧師 ガラテヤの信徒への手紙は割礼と律法を強いるユダヤ主義者に対する戦いを含む、一種の論争文書です。しかし、直接の宛先は、かつてパウロが伝道して信仰に導いたキリスト者たちであり、パウロの烈しい語調の中にも彼らへの深い愛が示されています。 筆記者によるパウロの口述筆記は第6章10節で終わり、手紙はこれからパウロの直筆の部分に入ります。「御覧のとおり、私はこんなに大きな[…続きを読む]
とらわれずに生きる
2023年9月3日 箴言25:2~7a、コリントの信徒への手紙二 111:7~11 関 伸子牧師 パウロはコリントの人たちに、「あなたがたを高めるため、自分を低くして神の福音を無報酬で告げ知らせたことが、私の罪になるのでしょうか」と問いただしています。「自分を低く」したのは誰でしょう。それはパウロです。「高めるため」とは誰でしょう。コリントの人たちです。 パウロは、ひとりの伝道者として、いろいろ苦労があったと思います。その中の大事なことのひとつは、お金[…続きを読む]