カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • すべての人を引き寄せる神

    2020年8月9日 列王記上19:4~8、ヨハネ6:41~51 関 伸子牧師  ヨハネ福音書は冒頭の第1章1節から一貫してイエスの神性について論じられています。5,000人の群衆とパンを分かち合った後に、イエスは「いのちのパン」としてご自分を示されます。このいのちはイエスの言葉に従うことを要求する。群衆の中の何人かがイエスに反発します。第6章1節から40節に登場するのはガリラヤの群衆であってユダヤ人ではありません。しかし、41節で群衆がつぶやくとき、彼らは[…続きを読む]

    人を生かすパン

    2020年8月2日 出エジプト16:1~5、12~15、ヨハネ6:22~35 関 伸子牧師  先週から教会の祈祷会は夏季プログラムになり、長老・長老経験者による奨励が始まりました。7月29日はKさんが担当して、描き終えたばかりの紙芝居『みにくいあひるの子』を披露してくださいました。集った皆さんの数人が「わたしも白鳥になりたいと思っている」と言われ、思わず微笑みました。信仰者としてまだ途上にあると思っておられるのでしょう。誰でも人生の途上において、「わたしは[…続きを読む]

    命を与えるイエス

    2020年7月26日 イザヤ書43:1~7、ヨハネによる福音書6:16~21 関 伸子牧師  主イエスはご自分を強引に王にしようとしている群衆を避けて、山に行き暗闇の中で一人になって祈っていました。山から見下ろせば暗黒の中にティベリアス湖があり、かつてイエスはその湖の暴風を沈めたことがありました(マルコ4:35~41)。  「すでに暗くなっていたが」マタイとマルコでは、弟子たちの船出が闇の迫る時刻だとは特に明記されてはいないので、ここにヨハネ福音書固有の主[…続きを読む]

    イエス・キリストへの信仰

    2020年7月12日 ホセア書14:2~8、ヨハネ福音書4:43~54 関 伸子牧師  今日ご一緒に読むヨハネによる福音書第4章43節はこのように始まります。「二日後、イエスはそこを出発して、ガリラヤへ帰られた」。イエスのガリラヤ行きには理由があります。「なぜならば、イエスは自ら、『預言者は自分の故郷では敬われないものだ』とはっきり言われたことがあるからである」(44節)。  主イエスご自身がそう言っておられると記されているのは、これに逆らうことができない[…続きを読む]

    信じて生きる

    2020年7月5日 詩編126:1~6、ヨハネ4:27~42 関 伸子牧師  主イエスとの出会いは、人を変える力を持っています。人々の冷ややかな眼、井戸端での噂話に耐えることができずに、社会の片隅でひっそりと生きていたであろうサマリアの女が、シカルというサマリアの町に来られた主イエスとヤコブの井戸のそばで出会い対話を進めるうちに、今度はみずから進んで人々の中に入りこんで行き、その人々に語り出している。  27~38節。イエスとサマリアの女、第3幕の始まりで[…続きを読む]