イエスの愛に生きる
2020年4月26日(日) イザヤ書61:1~3、ヨハネによる福音書21:1~14 関 伸子牧師 今日、私たちがご一緒に読むヨハネによる福音書第21章は第20章とは関係なく話が進んでいくように感じます。ほとんどの学者たちはここは付記であると言う。 場所はティベリウス湖畔。2節を読むと、そこには、「シモン・ペトロ、ディディモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナの出身ナタナエル、ゼベダイの子たち、それに、ほかの二人の弟子が一緒にいた」と記され、弟子たちは7人い[…続きを読む]
私の主、私の神よ
2020年4月19日 詩編118編13~25節、ヨハネによる福音書20章19~31節 関 伸子牧師 マグダラのマリアに復活のイエスが現れたのは日曜日の朝のことでした。その夕方には12弟子とその他の弟子に自らを現わされます。ところが、弟子たちは恐がって、家の戸を閉めて中に入ったまま、外にでようとしなかった。 弟子たちはいったい何を恐れていたのか。彼らは既に主イエスの復活をマグダラのマリアから聞いて知っていた。復活なさったのは、自分たちを愛してくださった主[…続きを読む]
復活の最初の証人マリア
2020年4月12日(日) イザヤ書55:1~11、ヨハネ20:1~18 関 伸子牧師 イースターおめでとうございます。今年のイースターは、私たちにとって生涯忘れることができない時でしょう。新型コロナウイルス感染拡大が世界中で広がり、先週、政府は7都市に緊急事態宣言をだしました。この状況がいつ終わるのか分からない不安を覚えます。しかし、主は甦られた! この礼拝堂に集われた方も、ご自宅でライブ配信で礼拝をささげる方も、共に、死に勝利された主イエスのご復活を[…続きを読む]
真理とは何か
2020年4月5日 ゼカリヤ書9章9~10節、ヨハネによる福音書18章28~40節 関 伸子牧師 今日わたしたちが読むヨハネによる福音書第18章28節から40節は、第19章16節までをひとつのものとして読むのがよいと言われている箇所であり、新約聖書のイエス逮捕に関する記事のなかで最も劇的なものです。ピラトの裁判のことが記されています。ピラトは国家の委任によって立つ総督であり裁判官である。この世では裁き手であり権威を持っているはずなのにその姿は始終揺らいで[…続きを読む]