イエスは良い羊飼い
2020年9月20日 詩編23:1~6、ヨハネ10:1~21 関 伸子牧師 ヨハネによる福音書のなかで、主イエスは、旧約聖書に用いられている象徴表現を用いられますが「パン」と「光」の後に、今度は「羊飼い-牧者」を用いられます。第10章2節から5節はパレスチナでの羊を飼う生活、牧畜生活が背景になっています。朝、羊飼いたちは自分が痛くされている主人の羊をその囲いから連れ出して、緑の牧草を食べさせ、運動させ、また清い水の流れに導き、渇きをいやし、夕方には間違い[…続きを読む]
真理はあなたたちを自由にする
2020年9月13日 エレミヤ書28:1~17、ヨハネ8:31~38 関 伸子牧師 先ほどヨハネ福音書第8章31節から38節の朗読をお聴きになって、みなさんは、「真理はあなたたちを自由にする」という御言葉を中心にこの箇所が展開されていることにお気づきになったと思います。 仮庵祭において語られた主イエスの御言葉を聴いて、イエスを信じた多くの人の中には、ユダヤ人、即ち民の指導者である祭司、ファリサイ派の人々もいました。「イエスは、ご自分を信じたユダヤ人たち[…続きを読む]
光の中に立つ
2020年9月6日 出エジプト13:17~22、ヨハネ6:48 関 伸子牧師 ヨハネによる福音書第8章12節以下で主イエスがファリサイ派の人々に「わたしは世の光である。わたしに従う者は暗闇の中を歩かず、命の光を持つ」と語られるのは、仮庵祭の終わりの日、この日にはエルサレム神殿で光の祭りが行われ、その強い光はエルサレムの町を明るく照らしたと言われています。 イエスが世の光であるということは、人間を照らす目に見える光以上のことがイエスにおいて起こり、人々に[…続きを読む]
イエスは命のパン
2020年8月30日 出エジプト16:1~12、ヨハネ福音書6:48~51 関 伸子牧師 今日の礼拝は、東京三教会合同主日礼拝を国立のぞみ教会を会場としてささげる予定でしたが、コロナ禍にあって集うことが難しいので、3教会が同じ式文を用いてそれぞれの教会で礼拝をささげています。わたしたちは、今年読み進めているヨハネによる福音書、第6章48節から51節、更に57節までを通して学びたいと思います。 みなさんは、いきなり次の聖書のみ言葉を聴いて、どうお感じにな[…続きを読む]
見ること、信じること、生きること
2020年8月23日 詩編22:1-3、17-22、ヨハネ福音書20:19-29 今井 榮子長老 4月19日、主日礼拝のなかで子どもたちのための聖書の話をすることになっていましたが、12日のイースター礼拝からライブ配信が始まり、礼拝時間短縮に伴い、子どもと一緒の礼拝がしばらく中止になったため、トマスのことを話す機会がなくなりました。トマスのことが気になったので、今日、話すことにしました。 日本バプテスト連盟が発行している『聖書教育』のこの日の箇所を[…続きを読む]