カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 霊によって新しく生まれる

    2020年6月14日 民数記21:4~9、ヨハネ3:1~15 関 伸子牧師  今日、私たちがご一緒に読むヨハネによる福音書第3章に、ニコデモという人物が登場して、夜、主イエスのもとに来て対話をします。ニコデモはユダヤ人の長老でファリサイ派の人でした。ファリサイ派の人々は洗礼者ヨハネのことばを信ぜず、洗礼を受けなかったのですけれども、彼らの中にもイエスがエルサレムにおいてなされた御業を見て敬意を払った者がいた。その一人がニコデモであったのでしょう。  ニコデ[…続きを読む]

    もうひとりの助け主

    2020年3月8日 イザヤ書40:12~17、ヨハネ14:8~17 関 伸子牧師  今日は、三位一体主日です。主イエスの死と復活、聖霊降臨を祝ったキリスト者は、その救いが父と子と聖霊のわざによるものであることを思い、そのことを味わいます。三位一体という言葉は聖書には記されていませんが、これを示唆する言葉は多く含まれています。  本日ご一緒に読む第14章8節から17節に、「わたしは父にお願いしよう。父は別の弁護者を遣わして、永遠にあなたがたと一緒にいるように[…続きを読む]

    助け主の約束

    2020年5月31日 詩編104:24~30、ヨハネ14:15~27 関 伸子牧師  ペンテコステおめでとうございます。ユダヤ教の五旬祭はギリシア語でペンテコステ(50日目)といいます。この日、祈っていた弟子たちの上に神の霊が降り、霊が語らせるままに他の国々の言葉で語り出したのです(使徒2:1~3)。キリスト教もこの日をペンテコステと呼び、教会の誕生日として祝ってきました。不思議な出来事ですが、今、神の霊が降り注いていることを、その霊が助け主として私たちに[…続きを読む]

    生ける水、川となって

    2020年5月24日 エゼキエル47:1~12、ヨハネ7:32~39 関 伸子牧師  仮庵祭が最高潮に達した最後の日に、主イエスが叫んで、「渇いている人はだれでも、わたしのところに来て飲みなさい。わたしを信じる者は、聖書にも書いてあるとおり、その人の内から生きた水が河となって流れ出るようになる」(ヨハネ7:37b~38)と言われました。祭りの7日目、最後の日にイエスが立つという行動は、当時の教師たちと同様にいつもはイエスが座って教えを説いていたことを考える[…続きを読む]

    イエスは既に世に勝っている

    2020年5月17日 出エジプト33:7~11、ヨハネ16:25~33 関 伸子牧師  人間の弱さは危機に面した時に現れてくる。そして、人は悲しみの中に閉じ込められる。新型コロナウイルス拡大による緊急事態宣言が延長された今の私たちもそうかもしれない。主イエスは気の遠くなるような忍耐と寛容をもって弟子たちを導かれた。ところが弟子たちは、明日は主が十字架にかけられるという時になっても、なお、イエスの言葉が分からないで互いに論じ合っている。  主イエスは、ヨハネ[…続きを読む]