カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • 歌が生まれる教育

    2022年6月19日 申命記23:25~26、マルコによる福音書2:23~28   濵崎 孝(引退教職者)  神さまを賛 する詩や詩的な叙述を豊かに宿す聖書、その神さまからの手紙が私どもに語りかける大切なものは、キリスト・イエスさまがなさった歌の生まれる教育、真実な愛による養育です。  マルコによる福音書が証言する「神の子イエス・キリスト」(1章1節)―この方は、安息日について権威ある新しい教えを語った偉大な教師でした。イエスさまは本当に深い意味で、人間を[…続きを読む]

    平安への招き

    2022年6月12日 申命記6:4~9、ローマの信徒への手紙8:12~17 関 伸子牧師  主イエスが、ヨルダン川で洗礼者ヨハネから洗礼を受けたとき、「あなたは私の愛する子、私の心に適う者」という天からの声を聞きました。それはイエスが「神の子」であることが世にあらわされた場面です。神の子であるイエスは、十字架を前にしたゲッセマネの園で祈られました。一緒に連れて来た3人の弟子たちは眠りこけてしまって、主は、ただ一人で、十字架の苦しみについて、父なる神への信頼[…続きを読む]

    霊が語らせるままに

    2022年6月5日 ヨエル書2:23~3:2、使徒言行録2:1~13 関 伸子牧師  今日、私たちはペンテコステ礼拝をささげています。「五旬祭の日が来て、皆が同じ場所に集まっていると、突然、激しい風が吹いて来るような音が天から起こり、彼らが座っていた家中に響いた。そして、炎のような舌が分かれ分かれに現れ、一人一人の上にとどまった」(使徒2:1~3)。  これはただ「来て」ではなく、「満ちて」というカイロス(決定的な時)の到来としての描写です。使徒たちは、5[…続きを読む]

    私たちのために祈る主イエス

    2022年5月29日 イザヤ書45:1~7、ヨハネによる福音書17:1~13 関 伸子牧師  今日、私たちが読むヨハネによる福音書第17章は、主イエスが告別の説教を終えて、最後に父なる神に祈る、大祭司の祈りと言われています。「イエスはこれらのことを話してから、天を見上げて言われた」(1節)。主イエスが残される弟子たちのために、十字架につけられる前に、神へのとりなしの祈りをされました。ここは、「イエスはその眼を天に上げて言われた」と直訳できます。この訳から主[…続きを読む]

    悲しみが喜びに変わる

    2022年5月8日 創世記18:23~33、ヨハネによる福音書16:16~24 関 伸子牧師  今日の箇所はヨハネによる福音書第13章から始まる主イエスの長い説教の一部ですけれども、ここでも「光と闇」のコントラストが鮮明に現れます。ユダの裏切りが、いよいよ、実行段階に入り、闇が重く辺りを包みます。その夜の闇の中で、おそらく、他には物音一つしない静けさの中、張り詰めた緊張のある弟子たちの耳に、「しばらくすると、あなたがたはもう私を見なくなる・・・・・・」とい[…続きを読む]