カンバーランド長老キリスト教会

東小金井教会説教

礼拝説教の要旨をご紹介しています

  • 〒184-0011

    東京都小金井市東町2-14-16

    0422-31-1279(電話・FAX)

  • み翼の陰に

    2019年6月16日 詩編17:1~15、マタイによる福音書23:37~39 濱崎 孝牧師  詩編17編の「あなたの翼」、これは主ヤーウェの翼、口語訳聖書では「みつばさ」でした。詩の表題は、「祈り。ダビデの詩。」(1節)。信仰の詩人ダビデは、「あなた(主なる神)に逆らう者がわたしを虐げ/貪欲な敵がわたしを包囲しています」(9節)という苦境の中から、「瞳のようにわたしを守り/あなたの翼の陰に隠してください」(8節)と祈り求めたのです。14節には、「御もとに隠[…続きを読む]

    子どもの声が聞こえるか

    2019年5月19日 詩編8:2~3、マタイによる福音書21:12~17 荒瀬 牧彦牧師  「宮清め」と呼ばれてきた箇所だが、初めて読んだ方は、「宮清め」ではなく「大暴れ」と思われたのではないだろうか。神殿の境内で、いつものように商売をしていた人たちを追い出して、その人たちの台や椅子をひっくり返した。なんでこんなことをされたのか。イエス様は、大暴れの後にこう言われた。「わたしの家は、祈りの家と呼ばれるべきである。ところがあなたたちはそれを強盗の巣にしている[…続きを読む]

    主イエスを信じなさい。あなたもあなたの家族も救われます。

    2019年4月28日 ヨシュア記24章14節〜15節  使徒言行録16章25節〜34節 石塚 惠司牧師  1. 家族の救い:家族の救い、これは私たちみんなが願っていることだと思う。実は切実な私の祈りの課題でもある。妹家族の様子を聞いて、この箇所を読み返し、自分に語ってくるみ言葉に心を新たにした。  2. 「先生方、救われるためにはどうすべきでしょうか。」 牢の看守が、投獄されていたパウロとシラスの二人に語った言葉、それが「先生方、救われるためにはどうすべき[…続きを読む]

    ドンド・クライ

    列王記上17:23~28、ルカによる福音書7:11~17 国立のぞみ教会 唐澤 健太牧師  「もう泣くなくともよい」(13節)。イエス様は一人息子を失ったやめもに向かって言われた。英語の聖書では“Don’t cry”「泣くな」である。「泣き続けるな」というのが原語のニュアンスのようだ。誰が一人息子の死を経験している母親に「泣くな」と言えるだろうか。  先日、のぞみ教会では8歳の少年の葬儀を執り行った。その子のことも、母親のことも知っていた。棺に抱きつき、我[…続きを読む]

    恐れることはない

    2018年11月18日 イザヤ書41章8節~16節、ルカ福音書5章1節~11節 荒瀬 正彦牧師(日本基督教団隠退牧師)    多くの人は貧しかろうと金持ちだろうと、共通した一つの飢え渇き、一つの貧しさを持っている。「何のために自分は生きているのか」。自分の存在に深い問いかけを向けるとき、私たちは自分が「生甲斐」に貧しく、「生きる目的」に飢え渇いていることに気づかされる。多くの場合、人は安直に目先の答えを求め、一本のワラを掴んで安心してしまう。  シモン・ペ[…続きを読む]